1.概要
東芝 IC-70 GT RADIO 1969年(昭和44年) 9400円の製品です。自宅でも使っていた懐かしい製品です。小型でスタイルも良く高性能なラジオだったと記憶しています。
| 東芝 IC-70 GT RADIO |
2.修理
2-1.故障状況
ラジオの電源が入らないのでIC-70の蓋を開けてみます。
| IC-70の内部の様子 |
| 電池ボックスの金具が緑青 |
緑青の落とし方はネットでたくさん紹介されていますので調べてみてください。しかし、ラジオの金具のサビを落としてもしばらくするとまた通電しなくなりラジオを楽しむどころではなくなることがよくあります。
2-2.金物の製作
今回は電池フォルダーの受け金具を交換してみたいと思います。まず、この製品の受け金具は独自の形状で他のラジオにはありませんので流用部品は手にはいりませんので、受け金具を自作することにしました。この受け金具の形状は100V電源プラグの受け側に似ていたことから電源プラグの金具を加工して作成します。110円で買った電源プラグは、電気系統の金具で電極を挟み込む形状でしかもビスで固定できる穴まで開いていますので材料としては理想的です。
| 100V電源プラグの金物を流用 |
1時間ほど作業して写真のような受け金具が完成しました。元のラジオの金具より肉厚の金属で立派に見えます。
| 電源ボックス用金物に成形 |
| 製作した金物を実装 |
最後に電池フォルダーを脱着を繰り返して金具のはさみ具合を調整をします。
| 金物が電池ボックスの金物と馴染むように調整 |
この自作の受け金具に交換してから通電トラブルは皆無になりIC-70を快適に利用しています。