私のステレオ装置ではJPLAY FEMTOを使っている関係から音楽プレーヤーとしてDLNA control pointのupplay1.4.1を採用しています。upplay Windows版の最新バージョンは1.4.10になります。
以前はTuneBrowserとJPLAY FEMOT ASIOの組合せで音楽を再生していました。しかし、JPLAY FEMTOカーネルストリーミング(KS)とupplayの組合せのほうが一聴して一皮むけた鮮烈な音楽を聞かせてくれるのでこの構成となりました。 TuneBrowserも音質改善されて十分に良い音なんですが、ASIOからカーネルストリーミング(KS)に変更しましたが音の良さにもう元に戻れなくなりました。また、JPLAYもJPLAY FEMTOになりインストール後の設定も簡単でupplayもインストールすればすぐに利用できます。今まで散々苦労していたのにあまりに簡単な設定で高音質を再生できるので、あっけにとられた程です。もうこれ以上はいらないんじゃないかと思えたほどです。(2024.12.10:USB DACはToppingDX3proに更改しました)
Windowsでupplayの優先度の設定も必要不可欠です。Windowsタスクマネージャー>詳細>
upplay.exeを選択し、右クリックで優先度の選定>リアルタイムを選択します。この設定によりupplayがよりクリアな音質にアップグレードされます。私のヒヤリングでは再生時の音の不安定さがなくなり、音全体が引き締まった印象を受けました。
upplayの設定できる機能は非常に少ないです。また設定画面の日本語直訳を掲載します。
upplayで聞く音楽には大変満足していますがupplayにも長所と短所があります。
長所は①大容量(試し読みで10万曲)の音楽ファイルを取り込める、②JPLAY FEMTOと組合せで高音質、③かんたんな操作感、④安価(5ユーロ以上)、⑤インストールすればすぐに使える等になります。
短所は①アルバム名表示の文字数が少なく文字切れする、②時々アルバム・ジャケットが表示できなくなる(JPLAY FEMTOを再インストールすると回復する)、③誤操作しやすい(右クリックで”Send to palylist"をクリックして再生したいアルバムを選択して読み込みを誤って複数アルバムの入ったフォルダを選択して大量のデータを読み込みしばらくプレーヤーが使えないことがある)、④アルバム情報で常時表示できない項目(アルバムの年など)など多々あります。
それでもupplayを使う理由はこの高音質であれば必要最低限度の機能と各種の欠点があっても十分妥協できるからです。2019年頃からupplayを使用していますが満足して利用しています。upplayのプアな機能で我慢できるのであればおすすめの音楽プレーヤーだと思います。歳で耳が悪くなったせいなのか普通に昔の音楽を聴いても昔と同じには聞こえてきません。高音質で音楽を聴くと若いころに聞いた音が蘇ってくるんです。私にとってupplayは毎日の生活に必要な一部になっています。
2023.8.16 Upplay 1.6.4
Upplay 1.6.4にアップグレードしました。数日快適に使用していましたがmp3が再生できないことに気づきました。
mp3のアルバムを読み込ませると、”upplay some tracks could not be loaded : no compatible audio format”の警告が出ます。アルバムリスト表示されるのですが再生できません。FLACフォーマットは正常に読み込み再生できます。upplayの公式サイトなどを参考にしますが、同じメッセージの事例はありましたが原因は違うようです。
upplayの設定は”Preferences”しかありません。Preferencesの設定を確認していると”Do not check track formats against renderer capabilities”という項目が目にとまりました。直訳すると”
レンダラーの機能に対してトラック フォーマットをチェックしない”です。mp3などのフォーマットを確認せずに読み込ませるようです。チェックを入れでmp3アルバムを読み込ませたところ正常に読み込めました。思わぬところでトラブルに見舞われました。お同じ現象で困っている方は参考にしてください。2023.12.20 upplay 1.7.1
upplay 1.7.1にアップデートしていました。動作は良好です。
2024.6. 16 Audirvana Origin
過去にAudirvanaの無料トライアルを試しましたが、操作性や文字化けなど基本的な機能がダメで導入を断念した経緯があります。その後、何度トライしても音は良いのですが動作や操作性に我慢出来ませんでした。先日、Audirvana Originをようやく購入しました。カーネルストリーミング機能を標準搭載していますので、JPLAY FEMTOと組み合わせた音楽プレーヤとして使います。
フォルダ・ツリーによる楽曲の表示もできるようになったので非常に便利です。楽曲数が数万あっても音楽を聴きながら読み込みが終わります。動作や操作性への影響が少ないところが良いです。Audirvana Originは動作が安定し操作性が格段に改善されているようです。
さっそくAudirvana Originのヒヤリングをします。音の粒子が非常に細かくなり音楽が静寂の中から立ち上がって聴こえます。なるほど、皆さんが絶賛しているが良くわかります。upplayで聞くより音が繊細で静寂性がワンランクもツーランクも上がっています。試験的にUSBケーブルを交換してみました。音がケーブル交換に敏感に反応するのには驚きます。簡易なオーディオ・システムではAudirvanaの実力を出し切れないかもしれません。良質な音と高い購入価格です。コスパをどう捉えるかはリスナーさんしだいです。ただし、Audirvana Originの無料トライアルを聴いてしまった私は誘惑には勝てず購入させてもらいました。
2024.10.22 upplay 1.7.7
upplay1.7.7にバージョンアップしています。upplayは起動時に大量の音楽ファイルを読み込むのに時間がかかります。 1.7.7では短時間で音楽ファイルの読込みが終了してすばやく起動できるようになっていました。また、音質もアップしているのでしょうか、今までよりクリアな音質で再生されているように聴こえます。
2025.1.25 upplay 1.8.0
upplay 1.8.0にバージョンアップしましたが、直ぐに1.8.1にバージョンアップされていました。入れ替えのタイミングが悪かったです。1.8.0を使っていますがアルバムアートの表示しない不具合がありますので1.8.1にすぐに変更になったのでしょう。次回のバージョンアップで対応します。
2025.2.14 Audirvana Origin 2.5.20
Audirvana Originも2.5.20 までバージョンアップしました。最近、音質が変わったような気がします。透明感があり抜けの良い音はするのですが、深みのある音がしなくなりました。音楽を聴いても深い感動が伝わってきません。気のせいでしょうか。upplayの方が音に深みや奥行があります。すぐに、2.5.21にバージョンアップしました。音質は密かに元に戻っていました。
2025.4.21 upplay 1.9.6
upplay 1.9.6にバージョンアップしました。早速インストールしましたが起動しません。upplay1.8.2にダウングレードしても起動しません。upplay1.8.0にすると起動します。思い当たる節がないのでメールで問い合わせしたところ、「Microsoft C++ 再頒布可能ランタイムライブラリ」が必要との回答です。Microsoft C++ 再頒布可能ランタイムライブラリとupplay1.9.6をインストールします。何事もなかったように正常に起動するようになりました。迅速なサポートに感謝です。使用感ですが、なんだか前より安定感があり深みのある音質にグレードが上がっているように聴こえます。特に低音がかなり下まで出るようになったようです。気のせいでしょうか。
2025.4.22 upplay Windowsダウンロードページに下記の注意が追記されました。
”I need to fix the setup file, but, for now, you can download and install vc_redist.x86.exe from the following Microsoft support page”
”和訳:セットアップファイルを修正する必要がありますが、今のところは、次の場所からvc_redist.x86.exeをダウンロードしてインストールできます。マイクロソフトサポートページ”