今回は、Topping D3の電源部の改善のご紹介です。Topping D3の電源供給にはACアダプターを使っています。それもスイッチング式のACアダプターなので音質にはいい影響はありません。これは、トランス式ACアダプターに交換することで音質は確実に改善されます。実際にトランス式ACアダプターに変更すると音のザラツキがなめらかになり静寂性がアップします。しかし、どう見てもACアダプターなので電源部は貧弱です。更に良い電源はないかと探しあてたのが、株式会社エーワイ電子のアナログ電源です。
エーワイ電子さんは、個性的なオーディオ機器を製造販売しています。他では手に入らないアナログ電源やケーブル類もありますので、一度ホームページをご覧になったらいいかと思います。
アナログ電源は写真のようにTopping D3ヘッドホンアンプより高さがあります。エーワイ電子のアナログ電源に交換すると、トランス式ACアダプターより更に音のザラツキがなめらかになり静寂性が増すと同時に音に深みがでてきます。電源の影響が大きいことは、わかっているつもりでしたが音質改善の大きさに軽くショックを受けました。バスパワーやACアダプターのオーディオ機器は 電源部に無理があるのかと悩みは絶えません。※参考までにTopping D3は動作できる電圧は15Vと表示されていますが、実際には9V~15Vまでであれば正常に動作するようです。ACアダプターの電源部を一度見直して音質を確認してみることをお勧めします。