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2026/07/02

Windowsユーザーが構築できるLinux系ミュージックプレーヤーVolumio(ヴォルミオ )

1.概要 

Volumioの画面

Windowsユーザーでも迷わず構築できる、高機能・高音質なLinux系ミュージックプレーヤーVolumio(ヴォルミオ )の紹介です。

Volumioは、ただのミュージックプレーヤーではありません。自分の手で音楽空間を作り上げる楽しさ、Linuxがもたらす異次元の音、そして完成させたプレーヤーへの深い愛着・・・そのすべてを体験できるプレーヤーです。

自分で作り上げたミュージックプレーヤーが音を鳴らすとき、そこには既製品では得られない満足感があります。古いPCが音楽専用機として生まれ変わった姿は、まるで自分の生活の一部を作り上げたような喜びがあります。

Linuxは、透明で、揺らぎが少なく、静けさの中に芯がある音です。その世界に一度触れると、Windowsとはまったく違う音の景色が広がります。

Volumioは、Linux系オーディオへの体験への入口です。自分だけのプレーヤーを製作する楽しさと愛着、Linuxの音の世界、そして豊かな音楽のある空間を実現します。想像するだけで、Volumioを使ってみたくなるはずです。

Volumioの特徴は、①導入の容易さ、②低コスト、③高音質、④高機能、⑤構築の柔軟性、⑥Daphileとの比較の以下の6点に整理できます。

1-1. Linux知識が不要

VolumioはLinuxを意識させない設計で、Windowsに慣れた操作感のまま自然に扱えます。

・Windowsアプリのインストーラー(balenaEtcher)で構築

起動後はUI画面から初期設定するだけでLinuxのコマンド操作は一切不要

1-2. 低コスト

古いPCが“高性能ミュージックプレーヤー”として蘇ります。

・Volumio OSは無料で利用可能

・Linuxの動作は軽く古いx86 PCでも十分な性能を発揮

1-3. 高音質

Windowsにはない揺らぎの少ない透明感ある音を提供します。

・Linuxはバックグラウンド処理が少なくCPU負荷が安定

・USB Audio Classの信号経路が短く、純度の高いデジタル処理

・割り込み処理が安定し、ジッターが少ない

・汎用PCの電源・冷却・ノイズ対策がそのまま活きる

1-4.高機能(機能性・拡張性) 

・日本語UIによる快適な操作

TIDAL / Qobuz / Spotify Connec

DLNA / UPnP / AirPlay

マルチルーム

詳しくは、12.Volumio仕様一覧を参照してください。 

1-5.導入のしやすさ

・お試しで利用したいときはUSBブート。

WindowsPCの内部をいじらずにUSBメモリ上でVolumioを利用できます。

・本格的な音楽専用PCを構築するにはPCブート。

USBブートと同様に簡単に構築でき難易度はかわりません。 

・短時間で構築が可能。

USBブートは実際に1時間程度で構築できました。

1-6.VolumioとDaphile比較

もう一つ、同じように簡単に構築できるLinux系ミュージックプレーヤーDaphileがあります。VolumioとDaphileを比較して、自ら構築するたのいしさ、自分に合わせた多様な音楽生活を実現出来ることからVolumioを紹介しています。

・Volumio

日本語UIの快適な操作性や機能性・拡張性を提供することで、多様な音のある生活スタイルに合わせて自ら構築するミュージックプレーヤーです。 Volumioは自ら構築し音楽を快適に楽しむためのミュージックプレーヤーとしての位置づけです。

Daphile

音質重視の機能に特化することで高音質を実現しています。ただし、音質以外のWeb UI(英語)などの利便性や拡張性は限られています。Daphileは音質重視型のミュージックプレーヤーの位置づけです。 

2.事前準備

Volumioを構築するにあたり、下記のものを準備します。 

2-1.構築に必要なもの 

・x86PC(CPU:1GHz以上、RAM:推奨 1GB以上)

・USBメモリ(8GB以上) 

・Volumio OS

Linux OSおよびVolumioミュージックプレーヤーを含んだOSイメージファイルです。

このURLから、PC (X86/X64)を選択してダウンロードします。

 https://volumio.com/get-started/ 

・balenaEtcher

OSイメージをSDカードやUSBドライブに安全かつ簡単に書き込むWindowsソフトです。

このURLからダウンロードします。

 https://etcher.balena.io/ 

2-2.周辺機器

・USB DAC

・音源ファイル(外付けHDDなど)

3. 構築手順①:ブート用USBメモリの作成

Volumioの構築にはUSBブートとPCブートの2つの利用形態を選べます。最初はブート用USBメモリの作成手順について説明します。 

3-1.概要 

USBブートはWindowsPCにインストールしないでUSB起動でVolumioを利用する形態です。インストール作業でWindows内部を汚すことなく、既存PCをそのままVolumioミュージックプレーヤーとして使用することができます。最初にVolumioがどんなミュージックプレーヤーなのか試してみたいときに便利なブート方法です。音質面ではPCブートに劣りますが、USBブートでもWindows系とは全く異なる静寂性や透明感を一瞬で確認することができます。

3-2. ブート用USBメモリの作成

・balenaEtcherのインストール

https://etcher.balena.io/  

ダウンロードしたbalenaEtcherを作業用WindowsPCにインストールします。 

・balenaEtcherを起動しさせ、左側の青いボタン"Flash from file"を押します。

balenaEtcherの初期画面

・次に、imgファイルの選択画面で、事前にダウンロードして解凍したVolumioのimgファイルを選択します。

imgファイルの選択画面

・正常にimgファイルの読込ができると、中央の青いボタン"select target"に遷移します。

select targetの画面

・"select target"の青いボタンを押して、書き込みするデバイスを選択します。

USBメモリを選択する画面
・該当する書き込みするデバイス、今回はUSBメモリにチェックを入れ"select1"の青いボタンを押します。 

”Flash!”の青いボタンの画面

・正常にUSBメモリが認識されると”Flash!”の青いボタンの画面に遷移します。

USBメモリへの書き込み画面

・”Flash!”の青いボタンを押してUSBメモリへのVolumioの書き込みを実行します。

USBメモリへの書き込みが正常に終了した画面

・正常に書き込みが終了すれば、Volumioのブート用USBメモリの完成です。 

4.構築手順②:Volumioの構築(USBブート編)

ブート用USBメモリを使いPC起動と設定によりVolumio構築ついて説明します。この作業によりVolumioは使用できるようになります。尚、PCはHP EliteDesk 800 G5 DMを例に説明しています。

4-1.BIOS設定

ブートUSBメモリを使用するため以下の事前にBIOS設定をします。 

・USBブートで起動させるためにはセキュアプートを無効化

セキュアブートの無効化の画面
詳細設定>セキュアブートの構成>

”レガシーサポートの無効化およびセキュアブートの有効化” から

”レガシーサポートの有効化およびセキュアブートの無効化”  に変更します。 

・起動順位をUSBメモリを最上位に設定。

4-2.Volumioの初期設定

ブート用USBメモリでVolumioを立ち上げて初期設定をします。

起動させる前に、USB DACや音源メディア(外付けHDDなど)をPCに接続しておきます。

mini-PCをブートUSBで起動
(1)ブートUSBからの起動

ブート用USBメモリを差し込みPCを起動させればVolumioが自動的に立ち上がります。

Linux(Volumio OS)の起動する画面

(2)システム設定

ブートUSBで起動したPCには、Volumioのシステム設定画面が立ち上がります。 以下のとおり順次システム設定を進めることでVolumioは完成します。

 ・言語

最初は言語の設定画面から開始します。言語>日本語、タイムゾーン>Japanを選択します。 

言語の設定画面
 ・ログイン

Volumioは「基本的な再生機能」だけならログイン不要で使えます。ただし、プラグインのインストールやMyVolumioのクラウド機能を使う場合はログインが必要です。

ログインの画面

・名前

名前(ホスト名)の設定画面では、”機器に一意の名前を付けてください”と表示されるので名前(ホスト名)を入力します。

名前(ホスト名)の設定画面

・出力

”オーディオ出力を選択してください”との画面から、出力機器の"DX3 Pro"を選択します。 

出力の設定画面

 ・ネットワーク

接続したいWiFiネットワークを選択します。

SSIDを選択>パスワードを入力>接続ボタンを押すとWiFiが接続されます。

ネットワークの設定画面

・音楽ソース

Start Free Trialがデフォルトで設定されています。 そのままのStart Free Trialとして次へのボタンを押します。

音楽ソースの設定画面
 ・完了 

全ての設定が終了すると、 

”おめでとうございます””Volumioの設定が完了し、再生の準備ができました”

とのコメントの完了が画面が表示されます。

完了の画面

完了までの設定が終われば、それ以降Volumioをご利用になれます。 

5. 構築手順③:Volumioの構築(内蔵SSDブート編)

内蔵SSDブート(PCブート)はVolumioの音楽専用PCを構築します。

この章ではPC内を初期化しても良い汎用PCx86をご用意ください。 

USBブートでVolumioを起動させて、システム設定>ディスクにインストールの画面からmini-PC内蔵SSDを選択してインストールを実行します。

ディスクにインストールの画面

インストール中の画面
 
インストール完了の画面

 内蔵SSDへのインストールが完了したら、再起動ボタンを押します。USBメモリを抜きVolumioが起動するのを待ちます。

システム設定の最初の画面
 システム設定の入力画面が立ち上がります。ブログ内の4-2.Volumioの初期設定>(2)システム設定を参考してシステム設定を完了させます。 

これで内蔵SSDブート版のVolumioの完成です。

6.参考:ブログ内のPC仕様

Volumioは古いPCでも十分に動作しますが、このブログで紹介するPC仕様は、私が(1)は音楽専用PCとして最低限必要と思う条件、(2)は古いPC(再利用)の仕様です。

(1)HP EliteDesk 800 G5 DM

HP EliteDesk 800 G5 DM

音楽専用PCとして、下記のとおりハード選定などに凝って音質と利便性を改善しています。 

・低消費電力CPU(Intel Core i3-9100T) 

一定で少ない消費電力と発熱、C-state処理の素直さを重視。音楽再生ではCPU負荷が低く、これ以上の高性能CPU(i5/i7)にしても改善は限定的です。

HDD 500GBの実装

・2.5インチHDDからM2規格SSDへの交換

発熱と消費電力が下がり、筐体内の空気の流れも改善します。

・RAM:4GBまたは8GB

スワップを抑えてUSB転送を安定させるため4GBから8GBに増量します。ただし、8GB以上増やしても効果は限定的かと思います。 

冷却ファンの下にRAMを実装

・WiFi

mini-PCにWiFiカードを増設して利便性の向上させます。しかし音質面ではWiFiがノイズ源となってしまうデメリットがあります。必要のない時はOFFにして運用します。

SSD128GBへの交換と無線LANカードの追加
 ・冷却ファン

本当はファンレンスが良かったのですがファン有です。ファンの音への影響は、ファンの動作が電源を変動させて音の安定感が揺らいでしまいます。

(2)HP EliteBook 8470b

2012年発売のHP EliteBook 8470b、第3世代Intel CPU、RAM 8GB、SSD500GB のWindows7のかなり古いノートPCを再利用します。Volumioは楽々と動作します。しかもPC本体、メモリ、SSDまたはHDDのみで構築できます。最初はご自宅の不要なったPCを活用すればいいかと思います。 

7.ヒアリング

4つのPC構成パターンでのヒアリングを実施しました。 

ヒアリング結果まとめ

7-1.HP EliteBook 8470b(USBブート)

2012年発売のHP EliteBook 8470b(第3世代Intel CPU、RAM 8GB、SSD500GB)の古いノートPCをUSBブート、外付けHDD、Topping DX3Proの構成でヒアリングします。

良くも悪くもきれいでバランス良い音です。低音は締まり、透明感や高域の伸びもほどほど、奥行もあり定位も良いです。しかし、何か全体的に音が押さえつけられたような解放感がない印象の音です。音が心に少しも響かないつまらない音です。Windows系にはないクリアさがありますが、無味無臭になりやすいLinux特有の質感が思ったより悪く感じました。

7-2.HP EliteDesk 800 G5 DM(USBブート)

HP EliteDesk 800 G5 DM (Intel Core i3-9100T、RAM 4GB、SSD128GB)のminiPCをUSBブート、外付けHDD、Topping DX3Proの構成でヒアリングします。

きれいな音で奥行も感じられ、中域の潤いも少し出います。 普通に聞いていられる音です。しかし、何か少し息苦しいような緊張感があり、やはり解放感がほしいです。

HP EliteBook 8470bと比べると遥かに改善しています。音楽ソースの元の音がダイレクトに反映されるため、古い楽曲は音全体の曇りが識別できる様になります。Windows系では単調になりがちな楽曲でも分解能は高く1音1音が明瞭に表現されます。高域のきらめきが少し出てきて、ベールを被ったような感じは少し和らいでいます。

30分程度、聴き込むことでプリメインアンプLV-103の影響でしょうか音に余韻と潤いが出てきました。意外ですが真空管アンプとの組み合わせは適度なゆらぎや潤いを与えるので良いのかもしれません。全体にベールを被った音には、楽曲が元々もっている曇りとLinux系システム固有の曇りの2つがあるようです。後者はシステム改善で曇りを解消できるかと思います。

7-3.HP EliteDesk 800 G5 DM(内蔵SSDブート)

HP EliteDesk 800 G5 DM (Intel Core i3-9100T、RAM 4GB、SSD128GB)のminiPCを内蔵SSDブート(PCブート)、外付けHDD、Topping DX3Proの構成でヒアリングします。

(1)RAM:4GB

解像度は高く1音1音明瞭に聞こえます。音のバランスは上下に一番バランス良く伸びています。当然、クリアなのでノイズ感は全くありません。ごく薄い曇りのような膜の様はものはやはり残っています。息苦しさは感じられませんので改善されています。高域のきらめきや胸に響く様な低域はでません。LV-103で30分たつと、音に潤いが出て音に深みが生まれます。この効果はシステムの向上とリンクしているようです。

(2)RAM:8GB

8GBのRAMが届いたので、4GBと交換してヒアリングします。 LV-103は1時間ほどエージングしてあります。

今まで薄く張った曇り(目の様な)は、完全に消えていはいませんが気にならない程度まで改善しています。奥行まで見通せるような空間を感じ音が深いです。高域の繊細さにキラメキ、余韻やざわめきが付加されています。これは聞いていて気持ちの良い音です。音楽への没入感が得られます。Windowsが少し尖ったキラメキと迫力の美しさならLinuxはクリアでなめらかな音の美しさを感じます。

RAMは8GBでの利用を強く推奨します。 Volumioの設定やBIOSはデフォルトのままでのハード構成変更だけのヒアリング結果です。Volumioの音の素性がすばらしく良いので、更に音質の向上が期待できることがわかりました。

ヒヤリングとは関係ありませんが、多量の楽曲データを最初に読み込むのに1万曲で約3分程度がかかりましたので参考にしてください。

8.WindowsとLinux:音作りの異なる思想

ヒアリングにより音作りの違いや目指すべき方向性が見えてきます。WindowsとLinuxではOSの挙動の違いが、そのまま音に影響を与えるため、180度異なる考え方で音質調整をする必要があります。

・Windows系

必要な微細信号などを欠落させないように不要な音やノイズを削ることで音の純度をあげて高音質化を図ります。

・Linux系 

音の純度が高すぎてそのままでは無味乾燥で聞くに堪えません。音にゆらぎや潤いなどを付加するため、周辺機器等から質の高いゆらぎやノイズをもらい高音質化を図る必要があります。例えるなら、純粋な水は飲むに堪えないが、適度なミネラルなどを加えることで美味となることに似ています。

ただし、どちらも原音は純度が高いことが前提になります。純度の高い音に対してWindows系は引き算の理論で高音質を目指し、Linux系は足し算の理論で高音質を目指す必要があります。 

Windows系は音のバランスがある程度完成されているの対して、Linux系はPCの構成や挙動が音にダイレクトに反映します。PC固有の音は未完成で自ら純度の高いバランスの取れた音に再構築しなければいけない難しさがあります。Volumioの音の完成度を1割とすると、残りの9割は自ら調整する余地があるように感じます。

9.構築時のトラブル一覧

Volumio構築時に遭遇したトラブルは以下の3件だけです。 

・balenaEtcherのVolumioイメージファイル読み込みエラー

 インストーラーbalenaEtcherのVolumioのイメージファイル読込に何度か失敗しました。数回、再度チャレンジしてようやく読み込むことができましたが原因は不明です。

・音源フォルダの3階層までしか認識しない

HDD内の3階層までのフォルダ下の音源(FLAC)しかVolumioが認識しませんでした。 大容量の楽曲が原因で、RAMやMPDのリソースが不足したと考えられます。以下の対策で良好な動作となりました。

対策:第1階層を複数フォルダに分割。また、第3階層まのでフォルダに音源ファイルを格納 。

・内蔵SSDが認識出来ない

HP EliteDesk 800 G5 DMにHDDからSSDに実装変更したときにSSDが認識できませんでした。BIOSを工場出荷時にリセットする事でSSDを認識できるようなりました。中古PCのためBIOSの設定が多数変更されていたのが原因です。

10.今後の改善

Volumio構築に伴い、今後改善すべき内容もみえてきたので以下に記載します。 

10-1.RAM容量

現在は4GBでしが、スワップをなくすために8GBへの増量が有効 。

10-2.ストレージのフォーマットの最適化

現在のNTFSからフォーマット種別を最適化したストレージに移行が有効

 Linuxでのみ使用: ext4

 LinuxとWindowsで使用:exFAT

10-3.音源を格納するストレージ

電源、メカ、USBの影響がないストレージへの移行が有効。現在の外付けHDD(USB接続)から以下の改善案を検討中。

・改善案

①HDDからSSDへの交換

②内蔵SSDへ移行

③妥協案:ストレージにHDDおよびUSBを使用せざる負えない場合の対策 。RAMディズクの機能がないため、MPDを最適化により改善。

10-4.BIOS設定

BIOS設定により、Volumioの音質を最適化します。実際にHP EliteDesk 800 G5 DMの設定で改善できる余地があります。

電源管理、USB、不要デバイス、ブート、熱・ファン

11.まとめ

Volumioは自身で音を作り込むミュージックプレーヤーです。音質はアマチュアの領域を超えたかなと思わせます。少しの条件で大きく音が変わる繊細な音質で調整はむずかしいです。しかしアマチュアの特権は何度でも失敗できるのが強みです。原音を濁さずに音のゆらぎを付加しながら自分だけの音をつくりあげてください。原音を誤って汚すと、どこかで音の袋小路に迷い込んでしまいます。その時はアマチュアの特権を発動して、最初からやり直せばいいだけです。VolumioはWindows系とは全く異なる音の世界に連れていってくれます。Windowsユーザーから隔離されて埋もれているには惜しいVolumioです。

12.Volumio仕様一覧

 VolumioはLinuxベースの高音質オーディオ専用OS で、 Raspberry Pi・x86 PC・専用機(Primo / Rivo)などで動作します。

(1)オーディオフォーマット

FLAC/WAV/AIFF/ALAC/MP3/AAC/Ogg Vorbis/Cueシート(CUE)

DSD(DSF/DFF)DSD256-SDS512は対応機器に依存 

(2) サンプリングレート / ビット

・PCM:最大 384kHz(OS仕様)

・専用機(Primo Plus / Rivo+)では PCM 768kHz / DSD512 に対応

・ビット深度:最大 32bit(USB出力時)

(3) ストリーミングサービス

Spotify(プラグイン / Connect)

TIDAL(日本未サービス)

・Qobuz

・Radio Paradise FLAC

・DLNA / UPnP / OpenHome

・Roon Ready(対応機種) 

(4) ネットワーク・入出力

・LAN / Wi-Fi(機器依存)

・Bluetooth(SBC)

・USB-DAC 出力(ALSA 経由)

・HDMI オーディオ出力 

・I2S(Raspberry Pi / Rivo+)

・CD再生・リッピング(USB-CDドライブ 

(5)ハードウェア

・CPU:1GHz 以上

・RAM:512MB 以上(推奨 1GB〜) 

・ストレージ:microSD / USB / SSD / HDD(ただしSSD推奨)

・ネットワーク:LAN または Wi-Fi 

(6)ストレージのフォーマット

SSDやHDDで使用可能なフォーマットは以下のとおりです。 

ext4/exFAT/FAT32/NTFS

(7)Volumio Premium(有料版)の追加機能

・AIプレイリスト(Supersearch)

・インフィニティプレイ(自動連続再生)

・マルチルーム同期

・CDリッピング(USB-CD)